22 加藤 斉 かとう ひとし
2024年12月1日 投稿
● 自己紹介
大阪府岸和田市にある圓成寺をお預かりしています加藤斉と申します。昨年6月に父から引き継ぎ、正式に住職となりました。
大学時代は工学部で学び、卒業後は数年間システムエンジニアをしていたため、真宗大谷派の教師資格を取得するために、大学院から大谷大学に入りました。
大学院修了後は自坊の法務を手伝うようになったのですが、真宗を学ぶ機会がほとんど無くなってしまいました。そこで、大阪教区が主催する教学研修院という1期3年の研修に参加することにしました。そこでの学びが大きな機縁となり、研修修了後は様々な学びの場にご縁をいただくようになりました。現在は私が学んだ教学研修院で指導というお役目をいただき、研修生と一緒に学んでいます。
● 学生時代の思い出、後輩へのメッセージ等
大学院で大谷派教師課程を履修したため、かなり多くの講義を受ける必要があり苦労しました。しかし、教師課程で学ぶ内容が大学院の講義を理解する助けになることもあり、おかげでしっかりと学ぶことができたように思います。
大学院には30歳で入ったのですが、年齢や境遇の近い大学院からの入学組が私を含めて4人おり、多くの時間を一緒に過ごしました。また、同じゼミのメンバーも年齢が少し離れているにもかかわらず仲良くしてくださり、楽しく2年間を過ごすことができました。年齢を問わず学びたいと思ったときに学べる環境であることが、大谷大学の魅力の一つであると感じています。
● 友人を紹介
大阪教区の教学研修院の同期生で、現在も研修院OBの学習会で共に学ぶ二階堂光憲さんを紹介します。