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同窓会支部だより

No.144(2019年)

京都支部の新たな挑戦
京都支部長 福永 荘三

 2016年より同窓会本部の承諾を得て、新同窓生に所属支部名をよりわかりやすくする為に「山城支部」から「京都支部」へと支部名称変更を行いました。京都支部は全国80支部の中でも最大の支部であり、現在9,000名を超える会員を有します。しかしながら積極的な活動も出来ず、支部予算の中で支部全会員に支部総会や公開講演会(旧:夏季八十講)のご案内も出来ない状況が続いておりましたため参加者も少なく、これからの運営をどのように改善し変えていくのか、新しい幹部組織体制のもと、新たな挑戦をはじめました。

 昨年は「無盡燈」に支部案内を同封することができ、公開講演会は、一般市民だけでなく高校生にも参加してもらうために、オープンキャンパスの日程に合わせて開催し、支部総会は、京都支部会員が多く参加するホームカミングデー開催日の午前中に大学内で行いました。ホームカミングデーに合わせ、京都支部を広く広報するために、支部の幟を制作し、学園祭期間に「京都支部コーナー」を設けました。学園祭1日目には、慶聞館にてお飲み物とプチシュークリームの無料配布(先着200名)を行い、支部活動のアンケートにお答えいただきました。2日目にはオリジナル念珠づくり体験コーナーを設け、学園祭に訪れる多くの皆さんに参加して頂き、京都支部の活動を知っていただくことができました。

 また、昨年8月25日(土)に東本願寺前緑地帯を会場に開催された「京都 食とアートのマーケット in 東本願寺 2018」に大谷大学同窓会京都支部ブースを出展しました。今回のブースでは、オリジナル念珠づくり体験と、児童文化研究会の学生に協力していただき人形劇・パネルシアターの公演を行いました。念珠づくり体験は、支部役員のほか、中央執行委員会を中心とする有志の在学生12名に協力していただき開催しました。学生たちは、事前に支部役員から念珠の作り方や子どもたちへの接し方についての指導を受け、当日は教わったことを活かして、子どもたちと楽しそうに念珠づくりを行っていました。また、人形劇・パネルシアターは、開演すると、たくさんの子どもたちが集まり、楽しんでいただきました。

 まずは、「同窓会京都支部」という存在を知っていただくためにも、いろんな手法を考え、広く広報することから挑戦を始めています。


函館支部の取り組みと課題
函館支部事務局 田中 彰祐

 函館支部は、北海道の南に位置し、渡島・檜山両支庁の地域となり、「面積」としては神奈川県、東京都を合わせたよりも大きい範囲となっています。  2010年より支部長の黒崎昭明と、事務局である私、そして約90名の会員の皆様と共に活動しています。

 函館支部の活動内容は、「夏季八十講(2019年度より大谷大学公開講演会に名称変更)」や「函館支部総会」、「函館オール京都・大学同窓会(以下オール京都)」の開催ならびに運営・参加です。

 この「オール京都」という会は、今から32年前に結成され京都大学・同志社大学・京都女子大学・京都産業大学・立命館大学・大谷大学の函館出身同窓生により、2年ごとに各大学が当番校として様々な催しを企画し他大学の方々との親睦を深める集まりです。当同窓会支部も4年前に当番校となり、同窓生はもちろん関連学校である函館大谷短期大学の皆様にも協力頂き、参加者約100名の会を開催することが出来ました。

 大谷大学同窓会函館支部事務局として9年間携わり思うことは、会員の約半数が寺院関係者であることから「夏季八十講」の開催がお盆の期間と重なり参加者が少ないという点です。ここ数年は決まった寺院にてお講と同時開催という形で動員をかけているのが現状であり、当支部においては時期等など見直さなければならない状況となっています。

 また、2019年10月は札幌において「大谷大学フェア(北海道)」が開催予定です。函館支部としまして一人でも多くの方が大谷大学に興味を持って頂くよう関係各所と連携し、どのような形でPR活動を行うかも課題の一つです。

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