同窓会支部だより
No.145(2020年)
湖東支部長 深尾 浄信
湖東支部は滋賀県琵琶湖の東に位置しています。近江八幡市、竜王町、東近江市、日野町、愛荘町、彦根市、甲良町、豊郷町、多賀町の3市6町からなり、平野部が大きく開け、穀倉地帯や交通の要衝として栄え、近江肉牛の飼育も盛ん。近江商人を最も多く輩出した地域でもあります。今も、戦国跡、伝統的な歴史・文化的遺産も多く景観風靡な地域でもあります。
支部同窓会員は約1600名、寺族関係者は2割弱です。会長・事務局役員は近江八幡・東近江・彦根ブロックから2年任期で輪番制となっています。
従来、講演会・支部総会会場は担当ブロックの地域での開催でしたが、2018・2019の2ケ年度は趣向を変え、新教室棟などキャンパスの環境空間も整備された母校での開催となりました。情報システム機器に感嘆。
「未来につなぐ」懐かしさと、新鮮さが交響する「朋に語らう」慶聞館4階マルチスペースでの懇親会は、学生食堂のご馳走に趣を超えた集いとなり、味わい深いものとなりました。
しかし、2017年度まで何とか個々に案内送付を続けてきましたが、経費負担が多く、『無盡燈』同梱方法に頼ることになりました。支部会費納付や音信ある関係者には個々案内を続けているが参加者数に大きな変化はありません。担い合う一人でも多くの役員25名中、40代前後の幹事や寺族関係外の幹事も活動願えることができてきて、「相互共存するいのちの歓び」をしっかりとつなげていける活動を紡いでいくことを共有してまいります。
新型コロナウイルス感染で世界中が寄り添うことも許されない厳しい状況の中、今夏の公開講演会も中止のやむなきです。
湖東支部会員様は、別紙「お知らせとお願い」をご覧くださり、ともに困難な時を乗り越え、つながりあう歓びに集い、お会いできる日を楽しみにしています。
ご理解とご協力を、引き続きよろしくお願いします。
若い人のつながり・発信力を!
北九州支部長 村上 秀麿
北九州支部は、福岡県の東部、北九州市・京築・田川地域がその範囲となります。昨年(2019年)の時点で会員数は170名、その内約6割が寺院関係者です。
毎年の「支部総会」及び「公開講座」は、お盆の行事が終わって一段落ついた8月下旬に実施しています。会場は、小倉・行橋・田川の3地区を持ち回りで実施していまして、行橋と田川のときは寺院を会場に、小倉で実施するときは小倉駅に隣接したビルの会議室を利用しています。
また、5年ほど前から地区ごとにお世話して下さる方をお願いし、誘いかけをはじめいろいろとご協力をいただきながら取り組んできました。しかし、参加者はいつも20名前後で顔ぶれもほぼ固定化しています。
同窓会員の皆さんが関心を持って参加して下さるにはどうしたらいいのか。また一般の方への案内は特別にしておらず、寺族の皆さんの誘いかけに頼っているという現状をどう考えるのか。日時・曜日・会場の設定、案内の方法など今までのあり方を見直し、何らかの工夫をしていかねばならない時期だということを感じています。
幸い当支部には若い会員が多くおられて、協力下さっています。今後はそういう方々のご意見も伺いながら、在学時の横のつながりやSNSを使った情報発信などによって活性化が図れないかと考えています。
また、新型コロナウィルス感染症の拡大が続き、先が見通せない状況ですが、今年12月5日(土)には福岡市で「大谷大学フェア(九州)」の開催を予定しています。たくさんの方においでいただき大谷大学をアピールできるよう九州内各支部の皆様のお力添えをいただきながら共々に取り組んでいきたいと思っております。一日も早い感染症の終息を願ってやみません。